令和 2年 3月 定例会(第1回) 第1回
市議会定例会会議録 令和2年3月3日(火曜日) (午前10時00分開会)出席議員(15人) 1番 古坂祐介 2番 門前 徹 3番 東野秀人 4番 下 善裕 5番 森 裕一 6番 西 恵 7番 一二三秀仁 8番 鐙 邦夫 9番 森 正樹 10番 漆谷豊和 11番 大宮 正 12番 椿原正洋 13番 上平公一 14番 玉岡了英 15番
坂本賢治---------------------------------------説明のため議場に出席した者の職氏名 市長 梶 文秋
総務部長 中山由紀夫 企画振興部長兼企画課長 田方利彦
市民生活部長兼税務課長 中山 隆
健康福祉部長 田中昭二
産業部長 山下博之 建設部長 松瀬勝二
建設部技監 野口裕一
門前総合支所長兼禅の
里づくり推進室長 宮下敏茂
上下水道局長 吉村正一
総務部総務課長 岡本文明
企画振興部財政課長 木下 充
健康福祉部福祉課長 毎田純子
産業部農林水産課長 坂下正浩
建設部土木課長 田川克彦
市立輪島病院事務長 河崎国幸 教育長 宮坂雅之
教育部長 定見充雄 教育参事兼
教育委員会事務局教育総務課長 冨水 聡
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△開会・開議・会議時間延長
○議長(一二三秀仁君) ただいまから令和2年第1回
輪島市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議時間は、あらかじめこれを延長しておきます。
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△
会議録署名議員指名の件
○議長(一二三秀仁君) 日程第1、
会議録署名議員の指名をいたします。 本
署名議員に、森 正樹議員、
漆谷豊和議員を指名いたします。
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△諸般の報告
○議長(一二三秀仁君) 日程第2、諸般の報告を行います。
地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告書が、報告第1号をもってお手元に配付のとおり報告されております。 その他、お手元に配付の資料のとおりであります。
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△会期決定の件
○議長(一二三秀仁君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月18日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(一二三秀仁君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は16日間と決しました。
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△議案上程
○議長(一二三秀仁君) 日程第4、本日、市長から提出のあった議案第2号から議案第33号までを一括して議題といたします。
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△
市長議案説明
○議長(一二三秀仁君) 市長から提案理由の説明を求めます。 梶 文秋市長。 (市長 梶 文秋君登壇)
◎市長(梶文秋君) おはようございます。 本日ここに令和2年第1回
市議会定例会が開催されるに当たり、
議員各位のご参集を賜りましたことに、まず御礼を申し上げます。 本定例会に提出いたしました議案の審議をお願いするに当たり、その大要の説明に先立ちまして、現在の市政の状況についてご報告を申し上げます。 初めに、現在日本国内で感染が広がる
新型コロナウイルス感染症についてであります。 本市におきましては、羽田空港と結ぶのと里山空港をはじめ大都市や海外ともつながる金沢駅や小松空港とも2時間程度の距離であることを考慮いたしますと、本市内でいつ感染者が発生してもおかしくない状況であるとの
危機意識の下、先月19日に
新型コロナウイルス感染症対策連絡会の設置をいたしまして、必要に応じて対策を講じてまいりました。それとともに、奥能登で唯一の
感染症病床を有する
指定医療機関であります
市立輪島病院におきましても、万全の体制を整えているところであります。 国におきましては、先月27日に、
安倍首相が全国の
小中高等学校及び
特別支援学校に対し、3月2日からの一斉休校の要請がありました。これは、
オリンピックの開催国として感染拡大に強い危機感を持つ首相の考えは同感であり、その思いは共有するところであります。 しかし一方で、保護者の皆様方の就労状況を考慮したとき、
放課後児童クラブや保育所あるいは幼稚園等については休業の要請の対象外にするとの方針は、ある程度の矛盾が生じるということは否めません。また、保護者の休業に対する対応の具体策はどうなっているのか、そういった思いが残ったところであります。 とりわけ、本市の状況といたしましては、
放課後児童クラブの大半は学校の校舎内にあり、学校は休校するけれども、
放課後児童クラブではより密集した空間に学習をするという、そういう事態が残ること、あるいはその児童の弟妹は保育所に通いそして同じ家庭に生活をするという、そういったところが挙げられるほか、その他の国の具体的なこれらに対する
支援内容が十分に示されていない中で、保護者の皆様方の仕事や生活に大きな影響を及ぼすこととなる
学校休校のみの判断につきましては、一旦これを見送り、3月2日以降も休校しないこととし、以降については状況を見極めながら対応するといたしました。 その後、仕事などで日中どうしても子供を見ることができない小学生のいるご家庭に対しましては、小学校で教員の方々が責任を持ってその家庭の児童を預かるという態勢が可能となったこと、また、先月29日に
安倍首相から、子供を面倒見るために保護者が休職をした場合、それに伴う所得減少に対する
助成金制度や企業への
雇用調整助成金の特例といった支援策が発表されたことなどから、保護者の皆様方への周知や準備期間も考慮した上で、今月の9日から23日までの2週間、市内の全小中学校を臨時休校にすることといたしました。 この非常事態を乗り切るためには、学校のみではなくて、社会全体の
危機意識の共有と予防策が不可欠であります。それぞれの事業所におきましても、職場における
感染防止対策に加え、従業員の方々の休暇取得へのご理解をお願いするとともに、患者集団、いわゆる
クラスターを発生させないためにも、それぞれのご家庭におかれましては、今回臨時的に児童を預かる小学校やあるいは
放課後児童クラブ、保育所などの利用については、これを極力自粛していただくなど、可能な限りご家庭での対応にご配慮賜りますようにお願いをする次第であります。 市民の皆様方におかれましても、風邪や
季節性インフルエンザ対策と同様に、手洗いやマスクの着用といった
せきエチケットなど、
感染症対策の徹底をお願いするものであります。 次に、地域貢献みまもり
事業協定の締結についてご報告いたします。 1月27日に、本市と隆城水産様、また、石川県
電器商業組合輪島支部様との間に、地域貢献みまもり事業の協定を締結いたしました。
高齢者世帯や独り暮らしの皆様方の生活環境の異変をいち早く察知し、人命被害を減らすということを目的といたしまして、この制度は平成22年に始まりました。これまでに67の事業所の皆様方とこうした協定を締結をいたしておりまして、この間9名の人命救助につながっているわけでありますけれども、一方では、どうしてもそうしたことが、地域全体の中で発見が遅れて孤独死をされるという事態も、現実にはまだ消え去ったわけではありません。 今後とも地域に密着した業務に取り組む事業者の皆様方のご協力をいただき、高齢者の皆様方の安全・安心な生活の確保に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、本
庁舎整備工事の着工についてであります。 1月31日に、本庁舎の増築に係る
建設工事の起工式を挙行いたしましたところ、
議員各位をはじめ関係者の皆様方にご臨席を賜り、深く感謝を申し上げる次第であります。 今回整備しようとする庁舎の増築につきましては、令和3年3月末の完成を予定いたしておりまして、市民の皆様方のより一層の
利便性向上と、安全・安心な生活を守る防災拠点として大きな役割を担うとともに、市民の皆様方が気軽に集う憩いの場としてご利用いただける庁舎となるよう努力いたしてまいります。 また、この増築工事に併せて現在使用している本庁舎につきましても、令和4年3月末の
耐震化完了を目指しまして工事を進めてまいるところであります。その工事期間中、市民の皆様方に対しましては大変ご不便をおかけすることとはなりますが、何とぞご理解とご協力をお願いいたしたいと存じます。 次に、この間の明るい話題といたしましては、今月19日から開催されます春の
選抜甲子園大会に、
日本航空高等学校石川野球部が2年ぶり2回目、春夏合わせると4回目の出場をすることとなっておりまして、野球部の皆様方のご活躍を市民の皆様方と共に心から願うものであります。 また、
門前高等学校女子ソフトボール部が出場予定でありました、
全国高等学校選抜ソフトボール大会が中止となりました。8年ぶりの大舞台への出場が幻と消え、このことは非常に残念ではありますが、これに屈することなく、夏のインターハイへの出場に向けて気持ちを切り替えて頑張っていただくことを大いに期待するものであります。 次に、今回提出いたしました議案につきましてご説明を申し上げます前に、新たな年度に向けた市政運営に対する所信の一端を述べさせていただき、
議員各位をはじめ市民の皆様方のご理解を賜りたいと存じます。 平成30年3月の市長選挙から2年が経過いたします。その任期は
折り返し地点に差しかかろうといたしております。この間、これまで取り組んでまいりました
交流人口の拡大や
定住人口増加策を念頭に、「
企業誘致と
地場産業への支援策」、「
交通対策の充実と
防災体制の整備」、「教育と
子育て支援、高齢者・
障害者対策の充実」、「生活に密着した
各種事業の推進」など、4つの重点施策を積極的に推進してまいりました。
企業誘致につきましては、昨年
ダイコウ化研株式会社また
ルートインジャパン株式会社に対しまして支援を行い、新たな雇用の場や市街地におけるにぎわいの創出が図られたものと確信をいたしております。 また、昨年1月には、全国で初めての取組となる「ライダーを笑顔で歓迎する都市」を宣言し、全国から能登半島を目指す多くの
ツーリングライダーの皆様方を温かくお迎えする
まちづくりに取り組み、
交流人口の拡大とともににぎわいの創出を図ってまいりました。 さらに、昨年10月に開催されました、
野外高級レストラン「
ダイニングアウト」では、新
国立競技場の設計を手がけました建築家、隈 研吾氏が監修された輪島塗の器が、来場者の皆様方の心を引きつけることとなりました。このことを契機に、輪島塗の酒器と奥能登の地酒を使い、カクテルの世界大会でトップ8に入ったバーテンダーが作るカクテルが東京都内の
高級ホテルで提供されるなど、本市の
地場産業であります輪島塗の新たな可能性を大きく広げるきっかけにもなったところであります。 次に、
交通対策につきましては、
都市計画道路本町宅田線の未着手区間であります、
河井中央通りから
輪島高校前通りまでの整備を着実に進めますとともに、市街地の
河原田川沿岸を周遊する道路の修景工事を行い、観光の魅力創出を図ってまいりました。 また、バス運賃の負担軽減を図るため、
路線バス運賃の半額を助成するという新たな制度を設けてまいりました。
既存バス路線の廃止に伴い、公営の「
愛のりバス」を運行するといった手法も用い、
交通空白地域の速やかな解消にも努めてきたところであります。 また、
防災体制につきましては、
防災行政無線の
デジタル化に伴う新たな
防災情報伝達システムの令和3年3月末の完成を目指し、速やかに工事を進めてまいりたいと考えております。 次に、教育と
子育て支援、高齢者・
障害者対策につきましては、まず、市内全ての小中学校に空調設備の整備を短期間で実現したほか、発達障害のあるお子さんやそのご家族を支援するための
発達支援室を設置する、また切れ目のない
支援体制の強化に努める、さらに、聴覚に障害をお持ちの方を支援するため
手話通訳者を市の職員として配置するなど、それらの強化も図ってまいりました。 このほか、
各種事業の推進につきましては、
議員皆様をはじめ市民の皆様方のご理解とご協力またご支援の賜物でありまして、この場をお借りいたしまして深く感謝を申し上げる次第であります。 さて、本年はいよいよ
東京オリンピック・
パラリンピックが開催される年であります。
東京オリンピック聖火リレーにつきましては、本市では、6月2日に
輪島キリコ会館をスタートいたしまして道の駅輪島ふらっと訪夢をゴールとする
聖火リレーが行われることとなります。 また、
東京パラリンピック聖火リレーにつきましては、競技が開催される4つの都県で行われることとなりますが、全国各地で行われる採火、この
採火イベントにつきましては、本市では8月17日に七尾
特別支援学校輪島分校にて実施される予定でありまして、市民の皆様方とともに
東京オリンピック・
パラリンピックへの機運を共に高め、また高まることと思う次第でもあります。 これらの
聖火リレーや
東京オリンピック・
パラリンピックの開催に合わせ、多くの外国人の皆様が日本を訪れることとなると思います。この機会を新たな飛躍に向けたチャンスと捉え、本市の魅力をしっかりと発信し、さらなる
交流人口の拡大に取り組んでまいりたいと考えております。 以上を申し上げながら、今回提出いたしました議案につきましてのご説明へと移らせていただきます。 今回提出いたしました議案は、令和2年度の当初予算に係る議案が10件、条例の一部改正に係る議案が14件、その他の議案が8件、計32議案であります。 まず、議案第2号から議案第11号までにつきましては、令和2年度
一般会計ほか9会計の当初予算であります。 その主な内容でありますが、まず、令和2年度の
予算編成につきまして意を用いた点や特色について申し上げたいと存じます。 日本の経済につきましては、雇用や所得環境の改善に伴い緩やかな回復が続くことが期待される一方で、
消費税率引上げ後の経済への影響や、相次ぐ
自然災害による影響のほか、
米中貿易摩擦など海外発の
下方リスクによる影響、さらには
新型コロナウイルス感染症による経済の影響などが懸念されております。 そのような状況の中、政府におきましては、地球環境と両立した持続的な経済成長の実現と
財政健全化の達成に向けて、第4次産業革命による高度な経済や、便利で豊かな生活が送れる社会の実現、人生100年時代の到来を見据え誰もが幾つになっても活躍できる社会の構築を加速することとしています。 このような
社会経済情勢の下、本市におきましては、計画から4年目となる第2次輪島市
総合計画の各種施策を積極的に推進するとともに、人口減少や
地域経済縮小の克服と、快適で安心して暮らしていける持続可能な
まちづくりに向け、取組を進めていく必要があります。 その一方で、本市の財政状況につきましては、
実質公債費比率などの
健全化判断比率の数値は、
能登半島地震以後、改善傾向にあるということではありますが、平成28年度以降、
合併算定替えによる
普通交付税の減少などの影響によって、
経常収支比率は上昇しており、
一般会計におきましては、平成30年度決算で5億5,000万円の
財政調整基金の取崩しを行ったほか、今年度の予算では約7億円の
収支不足を
財政調整基金の取崩しで対応するなど、依然として厳しい状況下にあります。 そこで、令和2年度の
予算編成に当たりましては、本
庁舎整備事業などの
大型事業の着実な推進を中心として、全体的には持続可能な財政運営の確保を念頭といたしまして、優先すべき政策と既存制度との整合性あるいは財源など十分な検討を加えた上で、これまで取り組んでまいりました
交流人口の拡大、定住人口の増加に積極的に取り組むべく、その編成に当たったところであります。 それでは、
一般会計の予算の特色につきましてご説明を申し上げます。 まず、歳入では、自主財源であります市税収入につきまして、市民税や
市たばこ税につきましては減少となるものの、
固定資産税の増収などによって0.2%増を見込んでおります。 また、
地方交付税につきましては、今年度から1.3%減となる91億円と見積もったほか、市債につきましては、本
庁舎整備事業などの
大型事業の充当を加味し、176.9%増となる46億5,030万円といたしたところであります。 このほか、通常の歳入で賄い切れない
収支不足が生じるため、今年度に引き続き、
財政調整基金を6億円取り崩して対応することといたしました。 次に、歳出では、
普通建設事業費につきまして、今年度までの
調査設計等を受けまして、本
庁舎整備事業や
防災行政無線整備事業、
ごみ焼却施設整備事業、
漆芸美術館の
収蔵庫整備事業などの
大型事業がそれぞれ本格着工されることに伴いまして、157%増と大幅な伸びとなっております。 一方で、主に経常的な支出で構成される費目のうち、物件費につきましては7.7%、扶助費では3.4%、
補助費等で2.8%と、いずれも今年度に比べて減少しているものの、
一般会計全体では226億円、16.6%増となっており、過去最大の予算規模となったものであります。 そこで、令和2年度に取り組む新規あるいは拡充を図る主な内容につきましてご説明を申し上げます。 まず、消防や
防災対策の強化についてであります。 近年相次ぐ
自然災害に迅速かつ機動的に対応するため、目視での確認が困難な現場などにおきましても災害の状況をいち早く把握できるように、ドローンを配備する費用を計上いたしております。 次に、
景観推進事業についてであります。 地域の
景観づくりの核となる個性ある建造物あるいは樹木を保全し、本市の魅力向上を図るために景観区域内の良好な景観の形成に重要な建造物や樹木につきまして、その維持や保全、継承に係る経費の一部を補助するための費用を計上いたしております。 次に、
友好都市等の
推進事業についてであります。 本年、姉妹都市であります山口県萩市との友好提携が30周年を迎えるに当たりまして、萩市民号の皆様方をお迎えするほか、本市から萩市へ
輪島市民号が訪問し、文化交流などの
記念事業を行うための費用を計上いたしております。 次に、
教育支援員等配置事業についてであります。 障害のある児童や生徒の学習活動上のサポートを行うため、
特別支援教育支援員を増員し、配置をするために必要となる費用を計上いたしております。 次に、
オリンピック関係の
支援事業についてであります。 冒頭でも触れましたが、6月2日に本市におきまして開催されます
東京オリンピック聖火リレーの出発式の経費も含めた負担金や、出場選手の事前合宿に係る経費を補助するための費用を計上いたしております。 次に、
伝統的建造物群保存地区防災計画策定事業についてであります。 国の
重要伝統的建造物群保存地区に指定されております黒島地区におきまして、災害から住民や観光客の皆様方の生命や財産を守るとともに、伝統的な町並みの保存や継承を図るため、
防災計画を策定するための費用を計上いたしております。 続きまして、令和2年度当初予算の規模につきましてご説明を申し上げます。 令和2年度の当初予算額は、
一般会計におきましては、先ほどその特色で申し上げましたが、今年度比で16.6%増となる226億円、
特別会計は今年度比0.4%減の83億5,806万9,000円、
企業会計では今年度比0.1%増の92億6,212万円となりまして、全体10会計の総額では今年度に比べ8.6%増の402億2,018万9,000円となるものであります。 次に、予算以外の議案につきましてご説明を申し上げます。 議案第12号から議案第33号まで、条例の一部改正が14件、その他の議案8件の22件であります。 その主なものでありますが、議案第12号につきましては、輪島市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてであります。新年度から導入されます
会計年度任用職員の服務の宣誓につきまして必要な事項を定めようとするものであります。 議案第13号は、
輪島市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正であります。
会計年度任用職員のうち、給料を支給される
フルタイム職員の
公務災害補償に関し、算定根拠となる
補償基礎額を定めようとするものであります。 議案第14号ですが、輪島市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正であります。
会計年度任用職員の給与につきまして、一般職の常勤職員の給与との均衡を図るために必要な改正を行うものであります。 議案第15号でありますが、輪島市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてであります。これは様々な困難の中で生活に困窮している方の住宅の清掃業務に就かざるを得ない事態になったとき、その業務に従事する職員に係る
特殊勤務手当を設けようとするものであります。 議案第18号でありますが、輪島市
国民健康保険税条例の一部改正についてであります。
保険税率などを見直し、石川県へ納付する
国民健康保険事業費納付金の費用に充てるための必要な改正を行うものであります。 議案第19号は、輪島市印鑑条例の一部改正についてであります。成年被後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の制定を踏まえ、成年被後見人であっても印鑑の登録ができるように、規定の整備を行うものであります。 議案第20号につきましては、輪島市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。これは、国の
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、
放課後児童支援員の資格要件であります、知事や
政令指定都市の長が行う研修について、この修了期限を令和5年3月31日まで3年間延長しようとするものであります。 議案第21号でありますが、輪島市
介護保険条例の一部改正についてでありまして、昨年10月の消費税率の引上げに伴いまして、低所得者の方に対します
介護保険料の軽減を強化するため、必要な改正を行うものであります。 次に、議案第23号であります。輪島市
市営住宅条例及び輪島市
移住促進住宅条例の一部改正についてでありまして、民法の一部改正に伴いまして、
連帯保証人の保証の最高額であります、これを極度額といいますが、この極度額を入居時の家賃の6か月分に相当する額に定めようとするものであります。 次に、その他の議案であります。 議案第26号から議案第28号につきましては、財産の無償譲渡についてであります。
認可地縁団体であります
上野台町内会や門前町鹿磯区あるいは深見区に、これまで無償で貸付けをしてまいりましたこれらの地区の集会所につきまして、これを無償で譲渡しようとするものであります。 議案第29号及び議案第30号につきましては、市の辺地となる地域において
農道整備事業や
スクールバス購入事業を実施するために、その辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の策定あるいは変更につきまして、議会の議決をお願いしようとするものであります。 議案第31号でありますが、石川県輪島
漆芸美術館収蔵庫等増築工事の請負契約の締結についてであります。当該請負契約が
地方自治法及び
輪島市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に規定する1億5,000万円以上となることから、今回、議会の議決をお願いするべく、提出をいたしております。 次に、議案第32号及び議案第33号でありますが、市道の1路線についての認定と、同じく市道の1路線について変更をすべく、道路法の規定に基づきまして、議会の議決をお願いするものであります。 以上が今回提出いたしました議案の主な内容であります。何とぞご審議をいただきまして、適切なる対応を賜りますようお願いを申し上げます。 なお、令和元年度におきます補正予算をはじめその他の人事案件につきましては、後日追加提案をいたしたく、あらかじめご了承いただきますようお願いを申し上げます。 修正があります。冒頭、
新型コロナウイルス感染症対策の連絡会の設置について、2月19日と申し上げました。原稿、そうなっていますけれども、2月20日ということで、修正方、お願いを申し上げたいと思います。2月20日に
感染症対策連絡会を立ち上げたということであります。 以上であります。よろしくお願いします。
○議長(一二三秀仁君) 提案理由の説明は終わりました。
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△休会の件
○議長(一二三秀仁君) 日程第5、休会の件についてお諮りいたします。明日3月4日から3月9日までの6日間は、議案等調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」というものあり)
○議長(一二三秀仁君) 御異議なしと認めます。よって、3月4日から3月9日までの6日間は休会することに決しました。
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△閉議